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2016/2/3

熊本税理士サポート  ◆銀行114行の建設業向け貸出金、2015年で増加銀行が倍増?☆熊本の税理士変更 税理士をお探しの方へ 経済産業省の認定支援機関として、各種補助金の申請もバックアップ、税理士が会社設立に関する手続きに慣れているかどうか、会社設立時にしかできない節税をしっかりとアドバイスしてくれるか否かで、税額に数百万円の差が生じることもあるので、毎月会社設立案件を取り扱っている税理士 宮崎税務会計事務所(熊本 税理士)の会社設立・税務調査・相続税・確定申告の無料相談をご利用下さい!

■アベノミクス効果による建設市場の活況を受け、銀行の建設業向け貸出金の減少傾向
に歯止めが掛かったことが、東京商工リサーチの調べで分かりました。

同社が11月10日に発表した調査結果によると、銀行114行の2015年3月期連結決算から建設業向け貸出金残高を集計したところ、合計11兆2201億4000万円となり、前年同期の14年3月期に比べ1.0%増加(1126億7900万円増)しました。

114行のうち約6割に当たる72行が貸し出しを増やしました。

貸出増加行は前年同期(37行)に比べ倍増しました。

建設業向け貸出金を業態別にみると、3業態全てで前年同期を上回りました。

伸び率が最も高いのは「第二地方銀行(41行)」で、前年同期比1.9%増の2兆3748億100万円でした。

次いで「地方銀行(64行)」が同0.8%増の5兆9439億2100万円と続き、「大手銀行
(9行)」は0.5%増の2兆9014億1800万円でした。

内訳をみると、地銀64行のうち増加したのは36行、減少は28行でした。

また第二地銀は増加が30行、減少が11行となり、第二地銀の7割超(73.1%)が建設業向けの貸し出しを増やしました。

大手行は増加が6行、減少が3行だった。
一方、地区別(本店所在地)にみると、全国10地区のうち7地区で貸出金が前年同期を上回りました。

「東北(15行)」(4.1%増)の伸び率が最も大きく、次いで「九州(21行)」(2.6%増)、「中国(9行)」(2.5%増)、「関東(17行)」(1.5%増)、「東京(11行)」(1.4%増)、

「四国(8行)」(1.1%増)、「近畿(11行)」(0.9%増)の順で続く。.

半面、「北海道(2行)」(5.5%減)、「中部(14行)」(2.1%減)、「北陸(6行)」(0.2%減)の3地区では減少し、地域によって温度差がみられました。

☆建設業向けの貸し出しが増えている要因として、2020年に開催される東京オリンピック関連の建設需要を見込み、建設会社が設備投資を増やしていることが背景にあります。

ただ、114行の総貸出金残高は433兆207億300万円と前年同期 2.3%増であったのに対し、建設業向け貸出金の伸び率(1.0%増)はそれを下回ります。

総貸出金に占める建設業向け貸出比率は平均2.59%で、前年同期(2.62%)から0.3ポイント低下しました。

全体の貸出金の伸びに比べ、建設業向けの増加ペースは鈍い。

同社は今後について、地域間のばらつきや公共事業の一巡による受注量減少などから、「建設業向け貸し出しが右肩上がりで拡大していくかは不透明」と指摘しています。

◆ 建設・住宅◆
決算期建設業向け貸出金貸出比率
2012/3 118,077 2.92
2012/9 113,137 2.80
2013/3 113,642 2.75
2013/9 109,480 2.63
2014/3 111,074 2.62
2014/9 108,756 2.56
2015/3 112,201 2.59
【表1】銀行114行/建設業向け貸出金残高推移(単位:億円、%)

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